団地再生(全面建て替え)自治体との3者協議を40回以上開催してきた。高家賃が心配、1LDK49u/ 91,000円、平均約@2,000円/u。海岸通り団地では平均3,200円/u、29u/10万円という小さな住宅をつくることに。年金生活では住めない。現在の家賃で住めるよう運動を。定借はコミュニティが心配。(浜見平:神奈川)

2)
外国人入居が6割。不況で首切り。ハローワークで支援事業。日本語教室に90名で計150名にも。集会所使用料は10万円を超す。地域コミュニティを重視し夏祭りはサンバも。外国人も夜間パトロールに参加している。国の救済措置を求める。(知立:東海)

3)
団地再生問題で自治体への取り組み。市長要望や意見書を上げる。住民の声を伝え市長自ら機構本社に出かけ伝える。3者協議を要望し、市長も同意。先手必勝。(泉南一丘:関西)

4)団地再生…年寄りの一人暮らしが多く不安な毎日。住みつづけたいという意思をはっきり示し、顔なじみのなかで暮らす大切さからいくつかの住棟を残すことに。機構は一方的な追い出しはしないと。団地と住まいの安定を。(藤松ひかり:北九州)

5)定借5年ごとはたいへん。コミュニティが壊れる、高優賃の団地で終の棲家なのに。絶対に導入させない運動を。家賃値上げは3年延期を。自治会役員にインド人も参加。(大島六丁目:東京23区)

6)団地再生「集約」。役員会、勉強会、集会と忙しい一年。修繕の計画もモデルルームも示したが、建て替えを希望していた世帯は移転していく。残るのは52%。ガス漏れが発生し機構が1階全戸点検を実施。早期修繕の実施や、盆踊りをやってくれという声もあり、自治会として頑張りたい。(南台:東京多摩)

7)地域暖房の熱供給公社が破綻し、供給が打ち切られた。個人契約ではないとURの責任を追求。7月に回答が予定され、機構が責任を持って供給することになりそう。他の2団地も運動する中、自治協加盟の方向。(北広島北進町:北海道)

8)建て替え、戻り400戸、一般募集300戸。高齢化で平均70歳。75〜80歳が多くなっている。月2回何でも相談会を開催。延べ320名の相談があった。高齢者の問題は全国的なものであり、高齢者団体、社会保障団体などと連携して運動を。(コンフォール鶴瀬:埼玉)

9)ロータンクを1〜3階は10年前改修。4・5階は40数年そのままで、部品もなくなっている。INAXの部品がないため機構の負担があり7,000〜15,000円。TOTOは部品が全部あるため全額55,000円個人負担となり不公平。割れる危険性もあり、本社定例懇で取り上げて。(花見川:千葉・茨城)

10)団地再生で全借市街地「譲渡返還」とされ、10年後には出て行けということか。不安。(北堀江:関西)

11)家賃値上げ延期。全国一丸となった運動の成果だと思うが、居住者にその実感が伝わってこない状況がある。高齢化で治療費はかさむが、家賃は支払わなくてはいけない。3年は抑えようという運動を、値下げしてほしい。どういう運動をしたらいいか。(福生:東京多摩)

12)外国人の入居…機構はどこにいるのか教えない。自治会に入らない。近隣に理化学研修所があり、1年から5年の期間で来ている。連携で。(西大和:埼玉)

13)建て替え家賃制度の後退を許さない。事業が始まって20年となるが戻り入居の後追い調査の実施を。3分の1に減っている。新旧格差は不合理。取り組みを強めて是正を。(大久保:千葉・茨城)

14)定借導入団地が指定され試行実施が始まる。「導入拡大反対」の意味は?「中止せよ」を明確にかかげて運動を。議案書記述で年号を西暦に統一を。(芝山:千葉・茨城)

15)定借に対する取り組み。断固反対!全戸に反対の署名・コメント用紙を配布。「居住者の分断であり、コミュニティの破壊。サービスの低下にもつながる。」など意見が記入されている。支社長に届ける。(サンヴァリエ針中野:関西)

16)昨年建て替え完了2,500戸に、住み続けられないという悲鳴が。高家賃引き下げを。旧制度で着手時58〜59歳の方が今では77〜78歳になるが全く減額がない。年金生活で夫が先に旅立った場合は払えず退去も。なんとか家賃を下げる運動をしていきたい。(新所沢:埼玉)

17)定借導入中止を。インベーダーを送りつけるのは規制改革会議。外側からの攻撃に全借連など他団体とも協力して運動を。くらしの問題…介護保険の負担が増、消費税増税は死活問題。消費税アップに絶対反対を。助け合いの「孫の手」立ち上げ。自治会活動の保険@150円に加入。資源回収の費用を充てた。(滝山:東京多摩)

18)北海道は43団地9,500戸、9団地がストック活用、残りは再編・売却への方針。市街地住宅は小さいところが多く、自治会がなく、情報もなく動けない。北海道は官主導に文句を言わない、住宅に固執しない傾向がある。市営・県営住宅に入れるので、それほど真剣にはならない。加盟団地を増やし、北海道から公団住宅の灯を消さないようがんばる。(新木の花:北海道)

19)全力を挙げてきたことの評価が議案書になったと思っている。・消費者運動の推進力に・消費税増税の動きに留意して運動を・憲法9条を守る、国民保護法は総動員法。地方自治法もふみにじるもの。(公田町:神奈川)

20)・自治会事務所、機構から連絡が無くたまりかねて連絡し7月から実現した。・67歳の障害者が3階へ入居、ベランダにゴミ。緊急連絡先が母のため対応できず。入居時に確認を。本社連携で取り上げて。(長住:福岡)

21)平和憲法の取り組み…原爆写真展と講演会を10年間毎年開催、守る会は230名に、映画会の取り組みも。「日本の責任」「戦争をしない国日本」「いのちの作法」憲法25条をかかげ、すべて平等だと広げていきたい。何よりも平和を。(高根台:千葉・茨城)

22)
外国人…ごみを8階から投げ捨て。機構に申し入れ難航したがやっと退去させたところ、近くの団地にまた入居して同じ問題を起こした。きちんと見て入居させるように。偽装結婚で入居も、チェックし犯罪の防止を。(王子五丁目:東京23区)

23)建て替え戻り入居で高齢者は喜んでいる。成果は特別措置が今までどおりとなった。50uをつくらないとしていたが、90戸実現。なじみのある風景を残す、高さ制限など民間住宅への条件を付けるよう要望。しかし14階建てになると機構は説明。定借262戸使用。定借の学習をしてがんばっていきたい。(草加松原:埼玉)

24)
自治協の活動発展をどう継承していくか。全方位の活動、要求にもとづく党派を超えた、国・機構に向けて住まいは福祉・人権、終の棲家をの要求活動を。次の世代へどのようにバトンタッチするか。(竹の塚:東京23区)

25)「定借導入拡大に反対する」とは…議案書P.91を明確に、断固反対していく。総会決議を行い全戸署名を支社に提出。統一行動を前倒ししてでも、全国的な運動を。(くぬぎ台:神奈川)

26)団地で火災の連絡があったが、緊急連絡員がすべてこの全国総会に参加している。1月にも1室で全焼火事、全員が住棟から離れないと放水されない。会員拡大を重視して取り組んでいる。会費徴収袋を投げ込み50世帯が加入、「ごみ袋さしあげます」で400世帯の会費が集まった。身よりのない方が多く独居死もあり生活支援アドバイザーも配置された。市、機構、自治会などで連絡会議を持っている。高優賃の緊急ボタンを押しても連絡が関西に行き30分もかかり役に立たない。家賃支援は子育て世帯に。(徳力:北九州)

27)規制改革会議は財界主導が問題。もっと運動を。空き家3割、定借は許せない。地球温暖化への対応。環境防災ステーションの始動。農地活用。(戸頭:千葉・茨城)

28)アンケート活動に基づいた活動。高齢化、低所得(年金)化、少子化、一人暮らしが多い。3,200戸の1割は単身者。署名カンパも1戸1戸手紙を書いて投函した。非会員にも手応えがあった。認知症学習会、後期高齢者医療制度廃止と国民健康保険料の引き下げ署名に取り組む。(西上尾第一:埼玉)

29)団地再生…「ぱど」紙が全戸に入っている。URの特集号で管理戸数が少ない。北本2,097→1,692戸、幸手3,023→2,470戸、わし宮2,573→2,120戸、これは削減戸数か。定借反対の会長署名、声明を提出。予算について資料発行費は収まるのか。(北本:埼玉)

30)自治体への取り組みで会長署名を持って請願し、市議会・県議会で意見書採択。定借についても取り組みを。(西菅田:神奈川)

31)不動産にURを通じて7,000億円の公的支援。URの無駄づかいを運動上に位置づけて。「管理の継続性」→無駄づかい擁護と受けとられかねない。注意を。(若松二丁目:千葉・茨城)

32)議案書P.93、建て替え家賃制度を後退させず、千里青山台はスタート第1号で拒否。一部建て替えの措置は全面建て替えと比較して不公平。全国自治協へも逐一報告し運動を進めていきたい。(千里山:関西)

33)建て替え後6棟500戸、3分の1が高齢。個人情報の影響があり、事故対応にロスが出る。市ともいったりきたり。機構も対応してほしい。コミュニティが大切。顔と名前が一致して挨拶できる団地に。(東朝霞:埼玉)

34)「基本懇家賃部会」について。全国自治協の代表は1人と聞いている。奈良北、連合からも委員が出ているが、部会はどんな雰囲気か。(ゆりの木北:東京23区)

35)上尾市内に4つの大きな団地。議案書P.97子育て・高齢者支援、福祉をどうすすめるか。地域でしょっていく必要がある。団地以外と比べたら優れた活動をしている。ふれあい喫茶をはじめ発信地としての活動を。活動には人とお金と場所。銀行の跡地を市が借り上げ、自治会が利用。空き施設の活用をもっと。行政の援助も。(尾山台:埼玉)

36)議案書P.93在宅長寿がスタートした。あんしんコールもスタートし現在16名。あんしん登録も84名に増えた。高優賃に入居した方から「あんしんコールがあると聞いて入居した。終の棲家にしたい」と喜ばれている。(永山:東京多摩)


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第36回定期総会…代議員発言要旨

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