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UR賃貸住宅を公共住宅として守ろう

団地自治会代表者国会要請集会を開催

各政党国会議員のあいさつ
◆末松義規衆議院議員(民主党)
◆小宮山泰子衆議院議員(民主党)
◆石井章衆議院議員(民主党)
◆松崎哲久衆議院議員(民主党)
◆森岡洋一郎衆議院議員(民主党)
◆菅義偉衆議院議員(自由民主党)
◆下村博文衆議院議員(自由民主党)
◆平沢勝栄衆議院議員(自由民主党)
◆竹内譲衆議院議員(公明党)
◆仁比聡平参議院議員(日本共産党)
◆自見庄三郎参議院議員(国民新党)




◆末松義規衆議院議員
(民主党)旧公団居住安定化推進議員連盟会長
 自民党議連菅義偉会長と、これからは与野党一緒になって連絡協議会をつくり、政府に対して要求を出していこうと合意を得た。公明党、社民党、みんなの党、共産党へ呼びかけていくことになっている。また、民主党の議連名が長かったので短くしようということになり、「旧公団居住安定化推進議員連盟」にした。
 「事業仕分け」でURがどうなるのかという不安があるのだろうけど、公共住宅政策はどうあるべきか、特に高齢者等のケアを含めた住宅政策を旧公団のみなさんにも反映させていくこと等、まず前原国土交通大臣と話をしたい。政策で一致をすれば事業仕分けで簡単に切ることはできないし、いろいろな方策も考えられることになる。そういうことをやっていくので一緒に頑張っていこう。 top




◆小宮山泰子衆議院議員
(民主党)旧公団居住安定化推進議員連盟事務局長
 末松議連会長からも話があったとおり、「公団」と「安定化」を入れた名称にした。民主党公団議連という形で覚えていただきたい。そして安定化させるためにもしっかりと頑張っていきたいと思う。そのためには超党派で取り組んでいくこと、それが何よりも大切と痛感した。各党議員のみなさんの思いも一緒だと確認できている。みなさんの思い、問題点等を踏まえ、全国に議連の仲間を広げ安定化するために頑張っていきたい。  top





◆石井章衆議院議員
(民主党)
 茨城県の取手市・井野団地は地元。UR問題で汗をかくようにと要請された。地元の市政協力員の役員をしており、自治会等の横の連絡の中で自治会役員のみなさんが苦慮しているのを実感している。きょうのみなさん方の思いがとげられるように頑張りたい。  top




◆松崎哲久衆議院議員
(民主党)
 埼玉10区が地元です。私もUR賃貸住宅のみなさん方の力になっていきたい。公団住宅設立の目的は優良な住宅をみなさんに提供すること。時代が変わり考え方が変わったとしても大原則・精神を持ち続けていかなければいけない。私は4年のブランクがあり、その前は国土交通委員だった。現在は議事運営委員をやっており、問題については良く承知をしているつもり。みなさんとともに頑張りたい。   top




◆森岡洋一郎衆議院議員
(民主党)
 この間、埼玉自治協へ加盟した武里団地、埼玉県の春日部で整理統合が進んでいるところが地元になる。地域のみなさんからも大きな声をいただいている中、必死になって働きたいと考えている。ご指導をお願いしたい。共に頑張りましょう。  top




◆菅義偉衆議院議員(自由民主党)公団住宅居住者を守る議員連盟会長
 公団住宅居住者を守る議員連盟の会長に就任した。当選5回目だが最初に当選した時はこの議連はなかった。秋田県で生まれ高校まで育ち就職で東京に出て来て、最初に驚いたのはなぜこんなに家賃が高いのだということだった。田舎だと家賃は最初から備わっているような思いで育ったので、それ以来住宅問題に関心を持ち、この議員連盟を党内に作った。伊藤前会長の下、当時の金子国土交通大臣にみなさんの実情を訴え家賃値上げを阻止することができた。安心して住み続けられる環境を作っていくことは政治家にとって極めて大事なこと。
 人間の基本は衣食住、日本は衣も食も世界のトップだが住宅はまだまだ劣悪だ。UR賃貸住宅を巡って様々な問題が報道されている。都市再生機構の見直しに対して、みなさんが安心して住み続けられなくなるという不安を持つのは当然のこと。昨日議連の役員会を開き、来月にも新しい議員連盟を起ち上げ、みなさんが安心して住み続けることができる環境を必ず作っていくことをお約束する。また、党派を超えみなさんの思いを反映してくれる「住宅議連族」を作り、みなさんの現状を訴える役割をしていきたい。  top




◆下村博文衆議院議員
(自由民主党)公団住宅居住者を守る議員連盟幹事長
 残念ながら先の選挙で厳しい結果となり、組織を再編し公団住宅居住者を守る議員連盟の幹事長となった。みなさんのお役に立てるよう一緒に行動したい。選挙区は板橋、大きなURの団地高島平をかかえるところ。地元のみなさんからは切実な声を日々聞いている。昨年はみなさんと一緒になり4月からの家賃値上げを阻止することができた。さらに本来公団住宅になじまない定期借家問題も阻止しなければならない。
 昨日の議連役員改選で菅義偉衆議院議員が会長、私が幹事長、しっかり頑張りたい。
 高島平団地もそうだが高齢者、年金生活者が増えている。年金生活者が公団家賃を払っていくことは不可能に近い。結果的に追い出されるような施策は個々の団地問題ではなく、これだけ多くの公団住宅があるのだから国民的な課題だ。住み続けたいという方が70%を超えており、新たな家賃制度を設けることによって年金生活者がこれからも安心して住み続けられるような施策、住の確保は当然のことである。これからも課題に向けみなさんと力を合わせて、UR賃貸住宅に住み続けることができるような施策を頑張ることを誓います。  top




◆平沢勝栄衆議院議員
(自由民主党)公団住宅居住者を守る議員連盟
 きょうは超党派で力を合わせて応援していきたい。政治家にとってはカラオケと同じ「センキョク」が大事なので、応援することは当然のことだ。
 URは公的賃貸住宅、「仕分け」の対象になっていいのか。国民のみなさんは「仕分けをやるのなら国会議員の仕分けをやれ」と思っているのでは。私たちはそっちが先ではないかという気がする。安心してみなさんが住宅に住めるようにと、家賃の問題がひとまず片付いたら、こんどは定期借家制度の問題が出てきた。しかし私たちはこれを認めるわけにはいかない。党派を超えて頑張っていきたい。  top




竹内譲衆議院議員(公明党)
 この度国土交通委員会の理事を拝命、党を代表して出席した。多くの方にお集まりいただきありがたいことだ。私の地元は京都、みなさんの気持ちは良く存じている。赤羽一嘉氏や上田勇氏がみなさんの要請に応えられるよう、また規制改革会議の流れを止めさせようと国会で身体を張って頑張ってきた。
 公共住宅として住宅を保障していかなければならない。住宅セーフティネットとしても高齢者にも子育て世代にも安心して住み続けられるUR賃貸住宅というものを、きちっとこれからも守っていかなければならない。昨日、党の国土交通部会を開き国交省を呼び、定期借家契約について・既存の住んでいる方には及ばない。・新規入居は選択制で普通契約でもどちらでも選べる。・再契約が前提であり追い出しはしない。・家賃についてもみなさんに安心してもらえる賃料でもっていきたい。等を確認した。
 政権交代したが規制改革会議の発言は非常に気になるところがある。もう一度しっかりと質し、国土交通委員会でもみなさんの気持ちを反映できるよう、守っていけるよう頑張っていきたい。  top




◆仁比聡平参議院議員
(日本共産党)
 安心して住み続けられるようにと願うみなさんの現実は待ったなしになっている。成長期からふるさとを離れて東京等へ、公団で子育てをし送り出し、高齢化したみなさんが終の棲家という思いで、安心して住み続けたいという居住者の声をたくさん聞いてきた。自治会活動もそんなに簡単ことではなくなってきている。居住者の年金、介護、医療、福祉等が構造改革という名前で削られてきた社会保障がみなさんの暮らしを大変にしている。 新しい政権は「命を守りたい」と、施政方針演説で述べたが、本当に実現していこうとするなら、構造改革で削られて傷つけられてきた傷跡を大きく是正して進める具体的施策を強く求めて頑張りたい。
 住まいは安心できるすべての基盤、高齢者も子育て世代も派遣切り等で苦しんでいる若者たちも、みんなが安心できる住まいを確保できる保障をすることが国の責任、UR住宅をはじめとした公的住宅がその要の役割を果たさなければならない。そういう思いで頑張っていきたい。
 整理合理化計画については自身が度々質問をしてきた。自治協の運動が広がって家賃値上げの阻止、整理合理化計画が進まなかったりという成果を上げてきているが、その方向性・方針はまだ存在していることがみなさんの住まいを脅かしていることを新政権に言いたい。整理合理化計画を撤回することを求めていきたい。
 独法の改革も何でもかんでも止めてしまえという乱暴な議論を国民は決して望んでいない。暮らし・命を守るために必要な国の事業・責任はきちんと守り発展させていくことを強く求めたい。家賃の問題でも市場並みの家賃をみなさんから取る近傍同種を持ち込んだところに根本問題がある。ここを見直しみなさんが安心して住み続けられる公団住宅を一緒に作っていくために頑張ろうではありませんか。みなさんの大きな声が現政権に届くよう要請していくことが大切だ。  top




◆自見庄三郎参議院議員
(国民新党)
 昨年の全国集会でも申し上げたとおり、昭和36年から福岡・若久団地に長く住んでいた。40年間医者をして25年間国会議員をしている。小泉構造改革の天敵は国民新党、4年半前、間違った郵政民営化には反対した。規制緩和、官から民へ、市場原理主義、小さな政府、アメリカの金融資本家が儲けるために考えた。社会的規制緩和をしたら社会は不安定になる、そこが政治家の見識。衣食住の住については安心・安定を、国家というものは守るべきものはきちんと守っていかなければならない。みなさんが心配される公団住宅の「仕分け」、役人が役人天国を作り「公的住宅の公団を守るんだ」という美名のもとに天下り、多額の給料をもらうことは許されないが、みなさんが住んでいる公的住宅とはまた別の話。そのことをきちんと踏まえ、みなさんが安心して住めるようにしていきたい。みなさんの意見を聞き、力を合わせて与党の幹事長としてしっかりやっていきたい。 
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