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高家賃政策に反対、住み続けられる家賃制度を
全国公団住宅自治会協議会第43回定期総会を開催
2日間で延べ42人の代議員が発言
 6月18日・19日に群馬県みなかみ町で開かれました全国自治協第43回定期総会では、延べ42人の代議員が発言、その要旨を項目別に整理したものを掲載します。

家賃・住宅政策等


▼住生活基本計画の変更が閣議決定された。2013年の閣議決定で家賃改定ルールも変えられた。閣議決定に反対という言葉が活動報告・方針に見当たらない。千葉・茨城自治協内ではどうして反対しないのか。閣議決定にとらわれる理由、反対運動が難しい背景の解明を。(千葉・茨城/湖北台)
▼情勢分析は詳しく報告されているが、主体的な分析がない。方針に行政優位と居住者分断に対する運動論が記されていない。(東京23区/竹の塚第一)
▼近傍同種家賃は近傍がどこかということが問題。住まいは人権、住まいは福祉―は希望の言葉。家賃問題で住民のコミュニケーションが壊されそうだ。住民と共に住み良い団地をつくっていきたい。(北海道/花川中央)
▼公共住宅にふさわしい応分負担の家賃制度に賛成。15万8,000円・都営住宅の基準を超えていると措置が受けられない。しかし家賃額を決めるのは近傍同種家賃。建て替えがこの12月で10年になり心配はこれからの家賃値上げ、ご主人を亡くしひとりになった高齢者が大変な思いをしている。そういう人たちは上がらないようにしてほしい。▼家賃が高すぎて従前居住者は入れるわけがない住宅がいっぱい出来ている。家賃24万8,000円の新規住宅の応募率は7倍と大変高い。公団の歴史と現状を社会的に告発し、他団体と共闘を。(東京23区/赤羽台)
▼先ほど、情報分析と課題の整理はされているが運動論、組織論、主体的な力をつくることが欠けていると指摘があった。運動論は議案書P.71からの具体的な活動が運動論、閣議決定すら運動の力で覆してきた。超党派へはたらき掛けは運動論の基本、組織論は単位自治会が主役であって地方自治協で互いに勉強・交流し、この全国に結集する。運動論と結合して20年前からの民営化を跳ね返してきた。我々の運動には住まいは人権、住まいは福祉という大義がある。憲法を守る、立憲主義を守る大義があって意見の違う各会派が結集した。このことからも学びながら運動を進めていきたい。▼亭主が亡くなった奥さんたちの悩みは年金が半分になり住めなくなること。住み続けるには・生活保護・子ども達の援助・25条4項の実施・高優賃、地優賃等の拡大―しかない。これまで何十年も家賃を払ってきて終の棲家から出て行く、こんな悲しいことはない。前記4点の選択肢しか生きる道がないことを議連等各政党へ訴え、この問題をどうするか知恵・意見を出してもらうなど一歩踏み込んだ取り組みが必要。▼都知事選では隣設が望ましいが、都営住宅をつくる知事を選んでいきたい。(東京多摩/滝山)
▼家賃改定ルール見直しで暗闇となり、家賃改定があったら自治会へ自主的に報告することで対応することとした。災害列島日本で公共住宅の大量建設は一言も語られていない。公団住宅を公共住宅として守ることと、公共住宅をつくらせるということを分けて考える必要がある。(神奈川/コンフォール高島台)
▼家賃改定ルール見直しで一定の成果は得られたが、残された問題も非常に大きい。定期借家、改定周期、個別改定の問題は住民・自治会を分断する策動で、コミュニティは破壊される。運動論だがもっと踏み込んだ具体的な取り組み、対策を出して、反対だということを明確にすべきだ。(埼玉/狭山台)
▼高優賃が出来た当初は、これでずっとこの団地に住み続けることが出来ると喜んだ。当初は外部からの入居者が多く、居住者はなかなか入居出来なかった。とても良い制度だと思ったが16年経ち、4~5年で家賃の減免が終了する。団地の1~2階の1/3が高優賃住宅、20年間の期限終了と同時に1万円以上の値上げを心配し、制度の継続・拡充を国会議員へも要請している。地優賃制度が居住者にとって良いものなら進めてほしいが、高優賃の年限問題を訴え続けていきたい。(東京多摩/立川若葉町)
▼「国会付帯決議の順守」「国会付帯決議の実行を要求する」を是非やってほしいが、新年の集いで若い国会議員にこれを尋ねると知らないという答えが。当時、国土交通委員会を傍聴した時の大臣が「名称が変わってもみなさんには迷惑を掛けない」と明言した。付帯決議の内容を見ると本当にそのとおりであり、これを協力に推し進めていくことが大事だ。若い国会議員を教育し理解・協力してもらい、具体的に進めていきいたい。(東京23区/光が丘ゆりの木通り北)
▼住宅部門の黒字が事業部門の赤字を穴埋めしている。マイナス金利だというのに、借入金の利子が通常の3倍になっているのか。(千葉・茨城/習志野台)
▼閣議決定を前提とした厳しい状況の中で、一部とは言え成果を勝ち取ったことは高く評価する。家賃部会では楓委員が孤軍奮闘、頑張って頂き感謝する。(東京多摩/ひばりが丘)
▼機構法25条4項について、方針で全面的に適用させていこうと、大賛成である。高齢化が最も進んでいる団地と認識しているが、主人の年金と奥さんのパートで生活してきたが借金が膨らみ滞納・退居、家賃の減免申請を進めたがそこまでの決意はなかった。住宅セーフティネットの位置づけがありながら、現実に落ちこぼれる人がいる。法律に基づいて申請等の手続きをしていくことが大原則ではないか。死文と化しているが、URとどこまで議論し認識し合っているのか。自治協としてどう解決しようとしているのか。(千葉・茨城/高根台)
▼経済的な強制移住、生活保護受給者が単身になったら団地に居られなくなる。生活保護の問題は国の制度でありURへ直接要望することではないが、社会的現象として理解してほしい。URがセーフティネットの役割を果たせないのは、公共住宅としての条件に欠けている。(千葉・茨城/若松二丁目))


全国統一行動


▼全国統一行動等の活動がやや形式化していないか、フロント外交になっていないか。超党派だけではなく広範な国民を結集させる運動の構築を。(東京23区/竹の塚第一)
▼高齢者が安心して住み続けられるよう、今年も統一署名を頑張る。(北九州/徳力)
▼全国統一行動では多くの団地に呼びかけ、一昨年より1団地多い31団地から集約。(北九州/藤松)


団地再生等

▼「集約型・団地再生」団地の共益費について、再生事業では着手時点から100%までとされている空き家補填額にミスがあり2,000万円を追加計上させた。共益費の値上げ額を訂正させたが値上げになったことに抗議し、募集停止した時点から100%までの補填を求める。全国的な取り組みを。▼移転先の住棟にエレベーターが付くことになった。6~7年、自治会で要望してきたので嬉しいが、家賃を上げると言われた。事業の一環で設置するのだから納得できないと、余剰地の売却益で賄えと要求した。(関西/香里香陽)
▼建て替えで870戸の住宅が出来、第3期548戸が始まっている。仮移転先は修繕されているが、これから10年ぐらい住むことになる対象外の約1,500戸は修繕をしないので格差が広がっている。計画修繕をやらないのなら家賃を下げてほしい。▼地域医療福祉拠点になったが具体的に何をやってくれるのか分からない。(神奈川/浜見平)
▼北九州・門司区は急速に高齢化が進んでいる。用途転換でテラス住宅をリニューアルし移転して4年目、大方が高齢者世帯。施設への入居等で空き家が発生して2カ月経っても補修が行われない。空き家で自治会活動も困難になってきている。売却後余剰地は業者の管理が行われず、住民は大変迷惑している。(北九州/藤松)
▼団地集約が行われた。自治会がなくコミュニケーション・交流もなかった中で集約され、3年前に自治会をつくり自治協へ加盟した。560戸が400戸に減り330世帯が居住、医療・高齢者施設が出来る予定。(北海道/花川中央)
▼入居以来空き家が多く家賃値上げが一度もない。2007年、団地再生・再編方針で集約団地に指定された。高齢化で4~5階の空き家が多く、昨年、8棟212戸を削減する計画が提示されたが1~2階は空き家がなく高齢者が多い。除却となれば高齢者を4~5階へ移転させることになるが無理だ。北側に横通路を作りエレベーターを設置する等、意見交換を十分に行い頑張っていきたい。(千葉・茨城/戸頭)
▼地域医療福祉拠点団地。建て替えが終わり32万・の約半分が整備敷地で居住者・地域住民の生活・福祉等に寄与する公共施設にすべきと、地元2市、UR等と協議を重ねてきた。特別養護老人ホーム等、合わせて24~25の介護、子育て支援、障がい者、コミュニティ施設等を整備してきている。居住者、近隣等から「ひばりが丘団地は便利になって良いね」と評価される状況。URの思惑に居住者・地域の願いを実現する視点から運動を続けることが重要。(東京多摩/ひばりが丘)
▼地域医療福祉拠点と国が進めている地域包括ケアシステムとは部分的にリンクしており、団地再生でその受け皿として整備敷地へ医療法人等を誘致しても、低所得者が利用するのは夢物語に近い状況、理論化してほしい。拠点となる居住確保、医療、介護が伴わないと同システムは成り立たない。中層住宅にはエレベーターがないことを無視したとんでもない話。検討を。(千葉・茨城/若松二丁目)


住宅・環境

▼昨年の12月から痴漢等により住民はたいへん不安、防犯カメラは設置できないと言われたが見解は。(神奈川/浜見平)
▼ここ5~6年で外国人が非常に増え、悩んでいる。1,950戸の団地だが居住者の78%が外国人だ。長い間、外国人向けの夏祭りや日本語教室等で共生の努力をしてきたが、住まいのルールやゴミ問題等、あまり効果がなかった。コミュニティ活動の低下も著しく、生活が出来れば良いという考え方が非常に多い。日本人は高齢者が多く団地の終息に向けてというような状態だ。URに異常な状況の改善を働きかけてほしい。(東海/知立)
▼トイレのロータンクについて、内部金具等の修理が機構負担になったことに感謝する。個人負担の陶器部分だが、メーカーに確認すると20年が耐用年数で、30~35年は保つでしょうとのことだが40~50年経つと安心とは絶対に言えないと。入居から50年が過ぎ、陶器の壁面との接続部分がひび割れ漏水し、修理代5万7,000円を支払った。経年劣化のひび割れ等についてはUR負担にしてほしい。▼安心して住み続けるために家賃問題で活動してきたが、エレベーターの設置は大きな課題。URの中層住宅全国12,000棟のうちエレベーター設置は600棟、残りは45,600階段、1年に40基付けても1,140年かかる計算。国交省・政党要請で具体的に1,200億円の予算を、国が全額を―と全てを結集して要求すべきだ。(千葉・茨城/花見川)
▼高齢化の中で4~5階の空き室が目立つ。中層住宅へエレベーター設置が大変喜ばれていると聞く。費用が高額とのことだが北海道にもぜひ1基設置してほしい。それを見学しPRすれば子育て世帯等にも受け入れられる団地になって空き家の解消になる。浴室・トイレの手すり設置も全国的に予算が組まれていても津軽海峡を渡ってこない。北海道新幹線のように修繕等もスピーディーにやって来てほしい。(北海道/五輪)
▼建て替え後13年、駅から2分の団地。自走式駐車場にカーシェアリング3台分を設置したいと、他では問題がないとのことで了解したら、今度はもう一つの駐車場の屋上にコインパーキングを設置したいと、子供が多いのと不特定多数の人が出入りするだろうからと、断固反対を表明した。(埼玉/東朝霞)
▼通常のエレベーターが1基、踊場着床形が23基。さらに南側のベランダ着床形が2基、これは車椅子で部屋の中まで入れるがカギは二つになる。設置されていない棟の高齢者から、いつ付くかと再三問い合わせがありURに要望している。北海道の1基を最優先して全国に付けてほしい。(埼玉/原市)
▼再生・再編団地、21年ぶりに共益費が330円値上げになった。センターは年3回の芝刈りを2回にしたいと、落札率90%の高値のため3回だと500円以上・430万円の値上げになると。草刈り22円が62円、低木刈り108円が500円、藤棚1・256円が1,156円と、普通では考えられない。このようなことがまかり通ると環境の悪化と生活不安を招く、本社へ申し入れを。(関西/西大和片岡台)
▼洗濯排水設備の念願が叶い1,100戸が着工された。今年度はさらに。(北九州/徳力)
▼集会所の改修は1団地1カ所という指定だが、2カ所目を早くやってほしい。URからは連携なので自治協に言ってほしいと言われた。(千葉・茨城/芝山)
▼外国人を受け入れられないというふうに感じる。受け入れる体制、広い心を持つことが新しい改革につながる。(福岡/友泉)
▼所沢市は集会所等の屋上にソーラー施設を設けるときに助成・補助をする。設置を進めたいが自治会レベルでは機構がOKしない。4年前の総会でソーラー施設のファンドを立ち上げたらどうかと発言したが、残念ながらなしのつぶてだった。改めて検討をしてほしい。(埼玉/新所沢)
▼高齢化が進み、年金だけでは高家賃の生活を支えきれず空き家率は20%を超えている。機構・住まいセンター等の異動の際、引き継ぎがきちんとされていないようで、自転車整理等スムーズにことが運ばなくなった。風呂場の手すりも2カ所の決まったところにしか付けられなく、身体が不自由になった時のことまで考えていないようだ。(東京多摩/国立富士見台)
▼機構から幼児が遊ぶジャブジャブ池をやめたいと。保護者同伴で遊ぶことになっているものを、コスト削減ではないか。子供が楽しく遊べる施設はなくしてはいけない。(千葉・茨城/戸頭)
▼ペット問題で機構の主導的役割は具体的に何を考えているのか。(神奈川/浜見平)
▼入居管理と入居者管理について、どう考えURに対応しているか。外国籍の人のゴミの捨て方等の問題についてURとの協議ではどのようにしてきたか。(千葉・茨城/若松二丁目)
▼ペット問題で管理サービス事務所へ言っても積極的でなく臆病になっている。住民同士がトラブル、苦情処理は自治会に来ている。管理主任にあまり過激なことをやるなと、適宜ということのようだ。本社にきちんと申し入れを。(千葉・茨城/芝山)
▼昨年12月頃から外国人居住者が民泊を始めた。中国人等が入れ替わり立ち替わり利用していた。主任が対応し「そんなことはしていない」とのことで解決したと。ほとぼりが冷めたらまた始めるのでは。防犯上、しっかり調査してほしい。(関西/北堀江)


居住者の高齢化

▼民生委員が高齢者350世帯を毎月訪問している。ひとりで70人ぐらいを見ているが、見ている方も高齢になり階段を昇って行くのが大変。民生委員の世代交代が出来ない。交替が出来ているところがあったら状況等を教えてほしい。(埼玉/原市)
▼一人暮らしの高齢者見守りに優れていると知事表彰された。北九大生に見守り活動を依頼、全高齢者宅を週1回2組が1カ月掛けて訪問、とても楽しみにしている方もいる。おかげで元気になる人が多くイベント等に出て来る人が増えた。(北九州/徳力)
▼入居から50年、高齢化率が高まり65歳以上が64%、75歳以上が33%、認知症等が増加の一途にあり、家賃の滞納が増え退去命令が出るが、老齢の身では死活問題だ。住まいセンターの賃貸借契約に基づいた一方的な書類・対応で片付けるのではなく精査してほしい。この問題でカウンセラーを置く等の対応をお願いする。(千葉・茨城/習志野台)


コミュニティ

▼昨年は50周年で盛大なお祝いが出来た。これは日頃のコミュニティ活動が十分理解されているからと確信。18年目のふれあい喫茶・食事会には毎月130人程が見え、助け合いの会の利用者は前年度を大幅に上回った。6年目の居酒屋は毎月40~50人が、空き店舗を改装したEラウンジ・カフェには毎日40~60人が来ておしゃべりの場になっている。自主防災活動、夏祭りにも活発な参加がある。これらには広報活動が大きな役割を果たしている。豊かなコミュニティにより、昨年の署名・カンパは前年を上回り、3年ごとのアンケートも回収率はトップ。様々な活動を通し自治会加入者が増えている。コミュニティ活動を盛んにするには、役員自らが楽しく汗を流すこと。(東京多摩/小平)
▼運動会、夏祭り、敬老の集い、文化祭等は団地のコミ協24団体の協力を得て行われている。さらに一昨年「ふれあいラウンジ」、昨年11月に「居酒屋テル」をオープンした。居酒屋テルは毎月第4水曜日17~19時に集会所で開催。ワンコイン(500円)で1ドリンクと絶品のおつまみが2品。開店30分前には行列が出来、居心地が良い場所として大好評。居住者だけでなく口コミで拡がり常時40~50人が参加し、男性が多い。テルが呼び水となり茶話会に男性の姿が多く見られるようになったのは、コミ協のボランティアのおかげだ。高齢者が家に閉じこもることなく生き甲斐を持って生活が送れるように努力していきたい。(埼玉/西上尾第一)
▼会員が減っても会費を上げるわけにはいかず、来客用駐車場の上がり、古紙回収等に力を入れ、コミュニティの活性化に努力している。居酒屋、ふれあい喫茶、映画サロン、ランチの会、麻雀の会、助け合いの会等で会員増につなげている。高齢化を嘆きながらも夏祭り、秋祭り等の行事をこなし頑張っている。(東京多摩/国立富士見台)
▼業務用キッチンと40席ほどのホールが出来、100円のコーヒーと200~400円でランチが食べられ、夜は居酒屋、カラオケも出来て、定年退職後の男性らが近隣も含め、楽しく交流出来るようになった。(東京多摩/滝山)


防災関連

▼入れ替わりが激しく常時100前後の空き家を抱える。防災担当役員が2名増え意識は高い。年2回大きな防災イベントを企画、11月には安否確認カードを利用した安否確認訓練を。6月の防災訓練ではイーバックチェアの訓練、ベランダの隔て板を割る訓練等の多彩なプログラムに多くの住民が参加。夏休みには子どもを対象にロケットストーブでスモークチーズを作る等、遊びの要素を交えて防災意識を高めるサバイバルデイキャンプを行っている。いざという時に助け合える地域のつながりをつくる良い機会になっている。(東京多摩/武蔵野緑町PT)
▼震度7が何処で起きても不思議ではない。災害時には団地受水槽の合計300トンの水を一刻も早く使わせるよう機構にはたらきかけてほしい。受水槽から水を取り出す器具が販売されている。(千葉・茨城/戸頭)
▼地震が少ないので熊本地震の際は大変不安な一夜を過ごした。高齢者が自力で公共の避難場所に行くことが出来るのか、集会所に避難所設備があれば安心だが。(北九州/藤松)


組織・会員拡大

▼用途転換事業に手つかずの団地が多く問題は多いが、大谷団地が自治協に加盟し活動の輪が広がった。(北九州/藤松)
▼これからの活動を支える60歳代はどのくらいか、「還暦祝」に160名近く名乗り出たが、将来、これを支える会員不足を認識。子育て世帯は宝と、役員が子どもたちを連れ動物園へ。親に感謝され交流したので自治会活動につながることを期待。(北九州/徳力)
▼自治会加入率はここ3年平均70%前後、年間2割が入れ替わるが、イベント等、楽しく運営をすることが大切だ。(福岡/友泉)
▼会員拡大を今年の最重要課題とし、現在70%の組織率を80%へと取り組んでいる。会則では住んでいる以上は会員、会費を払わなければ未納会員としていたが、会費を払わなくても会員という風潮が拡がり未納が増、「非会員」に文言を改正。役員12名が1年掛け会員拡大をすることにし、今月、9世帯が加入した。神奈川自治協でも退会が出て来ているが、全国自治協は住民運動の最大の組織、全国の居住者が運動の成果・恩恵を受けることは素晴らしいこと。組織拡大を目指して頑張りたい。(神奈川/くぬぎ台)


その他

▼白井市には千葉ニュータウンの空き地がかなりある。甘利元大臣の口利き問題で家賃収入から2億円以上を支払ったことへ、未だに全国自治協の態度が表明されていないがどのように考えるか。(千葉・茨城/湖北台)
▼集約後の問題は暖房料金、使っても使わなくても1.8万~2.2万円が重くのしかかる。(北海道/花川中央)
▼議案書P.69、・-3.高齢者・子育て世帯などが安心して住み続けられる住宅…の項に「母子家庭、障がいを持つような弱者」という言葉を入れたほうが良いのでは。(千葉・茨城/花見川)
▼甘利前大臣がURへ圧力をかけ業者に2億2,000万円を支払わせた疑いがあるとして捜査したが、利得斡旋処罰法はザル法であり不起訴となった。家賃問題では居住者の意見を無視するのに政治家が圧力をかければ言うことを聞くのか。URは家賃から保証金を支払っている。そんな無駄遣いをするのなら家賃を下げるべきだ。なぜURに抗議をしないのか。真相究明は。(関西/泉南一丘)
▼この3分間の発言時間はひどいと思う。(東京23区/赤羽台)
▼北海道、九州等遠方からの参加者は毎年同じ顔ぶれで、終わったら観光等も出来ずに帰るだけ、会議だけやるのだったら東京でやってほしい。そのほうが違った意見を聞くことが出来て有意義だ。土・日曜日開催ならそのように希望する。(福岡/原)
▼建て替え後団地の浴室乾燥機、床暖房等の恵まれた環境と格差があるのでこの総会に参加する理由は薄れてくるが、家賃問題等がある。大勢が参加するには東京等で開催のほうが参加しやすい。(福岡/友泉)
▼活動方針の憲法と平和をまもる―を強く指示する。自治会でも多摩自治協の反核・平和署名活動に取り組んでおり、今後も頑張っていきたい。(東京多摩/ひばりが丘)
▼URとの定例懇で嬉しいことがあった。今年になって入居希望者が増えたと。北広島駅から約1.5kmの団地、高齢化が進み空き家が増え入居率は約75%。自治会が出来たのは18年ほど前、子育て世代が子供たちの環境を守るためにと、行事は子ども達を中心にやってきた。駅から遠い、冬になると買い物もタクシーでと大変だが、200m圏内に幼稚園、小学校、中学校、学童施設があり、URに子育て世帯へのPRを申し入れ、市役所へもはたらき掛けた。(北海道/北広島若葉町)
▼入居46年、少子高齢化が進み、小学校、保育園が統合され、市は廃校等を解体しURに返そうとしているので、住民のために有効利用をはたらき掛けたが金がないと。市議会でも取り上げさせ、保育園の解体費用3,800万円で耐震改修や建て替え等が出来ないかと、しかし更地返却すると。地域の4団体で要望書を提出したが…。(埼玉/新座)
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