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家賃改定ルール見直しに反対し
安心して住み続けられる家賃を求める

9・4 国会要請集会を開催

国会議員あいさつ
平沢勝栄衆議院議員(自民)
               公団住宅居住者を守る議員連盟会長
 自由民主党・公団住宅居住者を守る議員連盟の現会長。前任は菅義偉官房長官。会員80議員の方々と一緒に力を合わせ、みなさんの居住を守るために頑張っている。家賃改定ルール見直しは閣議決定に基づきURが検討しており、家賃を上げ改定周期を変えるということがみなさんの負担にならないよう、居住の安定を損なうことがないよう頑張っていかなくてはならない。わが議連も3月、国交省へ家賃改定ルール見直しについては居住者の意見を聴くよう、居住の安定を守るよう強くお願いした。今年中の結論にみなさんの意見が反映されるよう、働かせていただく。概算要求でURについてはバリアフリー化、医療福祉拠点化を要求、確保できるよう名前だけの議連にならないよう頑張る。


豊田真由子衆議院議員(自民)
 埼玉4区選出。この夏も地元の団地祭りをたくさん回り、隣近所、団地全体、相手を思いやる心、みなさんの結束力は、戦後70年、日本を支えてきた大きな核だと思う。厚労省の出身、地元の団地をURと力を合わせ在宅介護サービスの拠点にし、団地・地域でURがあって良かったと思っていただくよう、実効性のある政策をみなさんと考えていきたい。家賃等、みなさんの切実な声・問題に超党派で応えていかなくてはならない。高齢化は日本の力、源。日本人は20年前に比べ心身の年齢は10歳ぐらい若返っていると発表されている。みなさんのエネルギー、地域への愛情が活かされるよう頑張っていきたい。


赤羽一嘉衆議院議員(公明)
                   党国土交通部会長
 自治協のみなさんには長年にわたり、居住の安定に関する現場の声を真摯に届けていただき、上で決めたことがそぐわないこと等をご指摘頂きながら様々なことを実現してきた。政治は結果が全て、庶民に寄り添って要望していく。自治協・みなさんの要望を約20人の国会議員が直接太田大臣へ、①居住者の居住の安定を第一に②家賃改定ルール見直しは居住者の意見を聴く場をつくることを要請した。衆参予算委で上田勇議員、西田実仁議員が質問し「…改革の名の下、居住者追い出しは絶対にあってはならない…10年間2万円を3.5万円に、11年目以降も措置を検討…居住者の意見を丁寧に十分に聞くよう指示している」等の大臣の答弁を引き出した。公明党は大臣答弁どおりの施策ができるよう取り組んでいきたい。来年度予算にエレベーター設置等バリアフリー化、医療福祉拠点化を概算要求している。みなさんの意見を聞きながら実現に向け頑張っていく。みなさんの心配が杞憂に終わるよう、安心して住み続けられるよう責任を果たしていきたい。


上田勇衆議院議員(公明)
 衆院神奈川6区選出。赤羽議員が先に述べたので…家賃改定ルールのあり方については、みなさんの意見も伺いURで検討されている。これまでの経緯を含め、みなさんの意見が反映できるよう取り組んでいきたい。地域の要、重要な財産であるUR住宅が安定した状態で居住が出来るよう努力していく。

富田茂之衆議院議員(公明)
 団体渉外委員長で各団体の窓口を努めている。機構法改正で付帯決議が付き「低所得居住者が安心して住み続けることができるようその家賃設定変更に当たっては居住者にとって過大な負担とならないよう留意すること」と、衆参両院で付けているので議員の責任、政府がこれをないがしろにしないよう各党議員が圧力をかけていきたい。一番URのことを分かっている太田氏が大臣をやっている。秋の内閣改造でも続くと思うので大臣をしっかりと支えていきたい。柏の豊四季台団地の地域包括ケアシステムを視察、URを拠点にすれば必ずうまくいくという実例、地域社会のためにもみなさんが安心して住めるURを守っていきたい。


西田実仁参議院議員(公明)
 埼玉選挙区。家賃改定ルール見直しについては、自治協のみなさんの要望・データを基に3月の参院予算委で太田国交相に質問した。 安心して住み続けられるようにしてほしいという、生きていくために欠かすことの出来ない住まいの安心が得られないことは政治の問題と思っている。大臣から住んでいる方の声に率直に耳を傾け反映していくという答弁を得た。団地再生等でも負担が一気に増えないよう措置額を増やすこと、11年以降もURが措置することも決まった。みなさんの切実な要請を受け、具体的な形に出来るよう頑張っていきたい。


小宮山泰子衆議院議員(民主)
 みなさんが安心してUR住宅に住み続けられるために働かせていただいている。この問題については6月に国交委で質問した。大臣は「安心してUR住宅に住み続けられるようにする」という言葉を何度も繰り返えされた。言ったからには守っていただきたい。以前は各党が一緒に足並みを揃えたことがよくあったが、本日、全党が同じ思いと確認が取れた。みなさんが安心して暮らせるために頑張っていきたい。


菅直人衆議院議員(民主)
 議員になる前に最初の市民運動が「より良い住まいを求める市民の会」、日本はきちんと働いている人が住まいを持つのに、なぜ苦労しなければならないのか―が政治活動の原点。住都公団からのプロセスにはみなさんの意見を反映させる努力をしてきた。時代は変化して高齢化が進み、URに住み続けられるのかという不安を感じなければならない、残念ながら公的住宅政策の不十分さを改めて感じている。改定ルール見直しは金儲け主義に走っている。歳を取っても小さい子ども達と一緒にコミュニティの中で生活出来るよう、みなさんと共に頑張っていきたい。太田大臣には言ったことは100%実行せよとみなさんの声を代弁をしたい。


阿部知子衆議院議員(民主)
 神奈川・藤沢が地元。これだけの方が国会を、超党派の議員を動かすパワーに圧倒される。衣食住は人間の人権の根幹。「衣食足りて礼節を知る」を「衣食住足りて人は人として生きていける」、そのことを教えてくれたのは東日本大震災だった。あっという間に住まいを流され命すら帰らぬ、放射能の被害でまだまだ苦しんでいるのに帰れと言う国、いったい人を何と思っているのか。国の施策に対するみなさんの団結力は素晴らしい。その大元はコミュニティ、どこの公団住宅にも自治会があり課題を共有するコミュニティをつくっている。今の時代はどんなに大事か、家賃が上がると高齢者が脱落し歯抜けになってコミュニティが奪われていくことが一番の問題だ。みなさんと一緒に取り組んでいきたい。


大島九州男参議院議員(民主)
                 旧公団居住安定化推進議員連盟会長
 東久留米団地(東京)に住んでいた時分に水漏れ事故を何度も起こし、学習能力が足りなかったこと反省する。多数拘わる議連の中で唯一会長をしている。新聞の固定読者同様に、長く住んでいるお得意さんのみなさんが冷遇されている。ポイントサービス等の時代に合っていないので、UR、国交省と知恵を出し合おうと議連をやっている。例えば高齢者の見守り・安否確認サービス等でもみなさんの力を借りて行い、自治体が住宅をつくることが出来なければ家賃を補助してでもやっていく。コミュニティバスも団地を走らせるようなきめ細かなサービス、団地には高齢者が多いことに目を向けさせること等を提言している。きょう見えた議員の方々にも口先だけではなくきちんとやっていただきたい。議員はみなさんの意見を代弁するのが仕事、しっかりとやっていきたい。


笠井亮衆議院議員(共産)
 みなさんの要求はそのとおり、力尽くして共に頑張っていきたい。みなさんの実態を改めて伺い、居住者の高齢化、一人暮らし世帯・空き家が増えている状況の中で年金は減り、医療介護・消費税増税の負担も増えている。生活費で一番の比重を占める家賃は払っていくのが大変、共通した痛切の思いだ。公団改革と言うと家賃値上げ、民営化が出されるが居住者の願いに応えるべきで、住まいは人権、居住者あってこその機構ではないかと強く言いたい。今、機構がやるべきことは年金暮らしでも安心して住み続けられるルールづくりであると、全国から声を大きく挙げ求めていくことが大事だ。みなさんの日々の頑張りによって政治を動かし始めている状況で正に今が正念場。公共住宅の役割が大きくなっている時に国会でも超党派の努力が必要と痛感する。これまでも国会で家賃問題を取り上げてきたが力を合わせみなさんの要求実現のために頑張っていきたい。


本村伸子衆議院議員(共産)
 国土交通委員、機構法改正で質問した。建て替えの移転で居住者の同意と十分な話し合いを当然すべきと主張した。太田大臣は「居住者が安心して住み続けられることが何より大事、建て替えに伴う移転では居住者の同意、十分な話し合いが必要」と答弁した。自治協のみなさんが9万3,000戸のアンケート結果を各党へ示したことが大きな力になっている。質疑で世帯収入251万円未満が51.3%という現状を紹介すると議場がシーンとなり理解された雰囲気になった。年金は下がり消費税は上がり介護保険料は上がり、後期高齢者保険料が上がり、居住者のみなさんの責任がないところで生活が苦しくなっていく。住宅セーフティネット法に基づいた公的賃貸住宅としてしっかりと役割を果たすべき、ルール見直しで値上げすることのないようにと質問した。所得に応じた家賃制度、減免・補助制度を作ってくため、みなさんと共に頑張っていくことを誓う。


池内さおり衆議院議員(共産)
 比例東京、25歳から国政選挙に出て現在32歳。みなさんの声を国政に届けていきたい。自治協のアンケートを見ると切実な実態が現れている。極めてみなさんの願いがこもっていたのは71%を超える方が住み慣れた公団にずっと住み続けたいと答えていたこと、真っ直ぐに国会へ届けた。2013年の閣議決定がみなさんの不安を広げていることを政治はきちんと受けとけとめるべき。公費投入はUR経営へで、みなさんの負担を軽減させるものでないことを国会で明らかにした。政治は責任を問われている。今日の集会は不安が大きく広がっていることを表している。安心して住み続けられるよう共に頑張りましょう。


斉藤和子衆議院議員(共産)
 南関東比例選出、千葉県在住。高齢化が進む中、人間が生きていく上で衣食住は欠かすことが出来ない。身を守る衣、医療は切り捨てられ、食料自給率は39%、TPP導入でさらに下がると言われ、住では住んでる方が自己負担で家賃を払わなければ住むことさえ出来ない状況をさらに拡大しようとしている。正に人間が生きる三要素・衣食住が政治によって奪われるようなことが絶対にあってはならない。住まいは人権、その人権を守る憲法の生活を営む権利を奪うような家賃改定ルールの見直しには断固反対し、安心して住みつづけられる公団住宅の実現のために共に闘い抜く決意、頑張りましょう。


畑野君枝衆議院議員(共産)
 南関東比例選出、みなさんと一緒に党派を超えて頑張りたい。家賃改定ルール見直しに反対、改定周期の短縮や高齢者等への減額措置の見直しが心配と、本日お集まり頂き感動している。何としてもルールの見直しをやめさせないとと決意を新たにしている。高齢者の貧困問題、子供の貧困と深刻だ。医療や介護、社会保障の貧困の状態。消費税の増税等で暮らしが大変になっている中、家賃を上げられたら生きていけない、暮らしていけれないという声が挙がっている。大臣答弁を初め国会議員はみなさんと団結してこの事態を何としても切り開かなければならない。家賃の値上げは許さない、高すぎる家賃を引き下げ、安心して住み続けられる住まいのため共に頑張りましょう。


真島省三衆議院議員(共産)
 北九州・八幡西区のURに住んでいる。結婚時、共稼ぎで収入基準ギリギリでクリア、家賃は安いとは思わなかったが環境等で住むことを決め22年間、これからも住み続けたいと思っている。毎年の署名やアンケートにも取り組んでいる。時間がある時は居住者を訪ね話を聞き、30~40年住んでいる高齢の女性居住者が多いことを認識した。年金暮らしになり家賃負担が重く、上がったら住み続けたいけど住めないと言う方が何人もいた。今、公共の意味が問われている。上から目線で決めたことを押し通されてしまうことが横行している。本来、公共はみなさんと一緒に話し合ってつくっていくものでなければならない。みなさんの闘い、居住者の一員として頑張っていく。


田村貴昭衆議院議員(共産)
 大阪・枚方の香里団地で少年期を過ごした。団地ッ子としてみなさんの要求を全面的に支持する。地元の北九州自治協のアンケート結果を拝見し本当に驚いた。一人暮らしが4割、65歳以上の高齢者世帯が5割、6割以上の世帯が今の家賃でも負担感を感じる。75%以上が今の団地に住み続けたい。居住者実態を見ない家賃改定ルールの見直しは許せない。閣議決定は撤回してもらいたいという視点で高家賃を引き下げ、値上げはしない公団住宅を目指して闘っていきたい。


田村智子参議院議員(共産)
 家賃の値上げ反対、住み続けられる家賃をと超党派で訴えてきたが、その要求がなかなか通らないところが悔しい。家賃が高いから空き家が増えているということを何度も伺い、今度は空き家をリフォームして家賃を下げ、みなさんより安くし、それで入ってもらおうと。みなさんが運動で家賃の引き下げが必要としても、家賃を何としても下げないというURの姿勢は許しがたいものだ。住まいは人権という基本原則に則って、超党派で公的住宅を確保するために頑張っていきたい。


初鹿明博衆議院議員(維新)
 家賃の問題だが普通に考えて30~40年経った住宅の家賃が下がることはあっても上がることは民間ではない。市場の動向と言うが市場を考えたら上がるはずないと思う。地元、江戸川区(東京)の公団住宅は空き家が多かったから中国人、インド人らが増えた。日本人は家賃が高いので入らない。さらに家賃を上げてみなさんが出て行ったら空き家が増えるだけで後に入る人がいなくなってしまう。それがなぜ分からないのか非常に不思議だ。みなさんの住まいを守りコミュニティが守られることが必要だ。震災等に備え、東京ではコミュニティが崩壊しているのでつくらなくてはいけないと言いつつ、一方では壊れるかも知れない逆のことをしている。みなさんと共におかしなことにならないよう国会等で発言をしていく。


多忙でごあいさつを頂けなかった議員のみなさん 

○衆議院議員=松本洋平議員、田中和徳議員、秋元司議員、山口泰明議員、坂井学議員、葉梨康弘議員、神谷佐市議員、鴨下一郎議員、星野剛士議員、牧原秀樹議員(自民)、田嶋要議員(民主)、宮本徹議員(共産)
○参議院議員=中川雅治議員(自民) 

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