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●第7回団地の生活と住まいアンケート調査の集計結果●

世帯主の高齢化がいちだんと進む
世帯主の年齢――60歳以上が55.3%(70歳以上が3年間で7.1ポイン ト増えて26.5%に)
 世帯主の高齢化が引き続き急速に進んでいます。60歳以上の世帯主が55.3%になりました。3年間で6.3ポイント増です。内訳は次のようになっています。

  60〜64歳 14.0% (02年より1.3ポイント減)
  65〜69歳 14.8% (同 0.5ポイント増)
  70歳以上 26.5% (同 7.1ポイント増)

 このように70歳以上の世帯主がこの3年間で大幅に増え、4分の1強を占めるに至りました。02年の調査でも70歳以上と65〜69歳の世帯主の増加ぶりが顕著でした。3年前は7区分の年代の中で最も多いのは50歳代でしたが、今回は70歳代がいちばん多くなりました。公団住宅の世帯主の年齢が年々底上げされ、高齢化がやむことなく進行しています。
 これまで5回(12年間)の60歳以上の世帯主の推移は下記のようになります。
1993年 1996年 1999年 2002年 2005年
60〜64歳 10.5% 13.7% 15.2% 15.3% 14.0%
65〜69歳 6.5% 8.6% 10.8% 14.3% 14.8%
70歳以上 7.3 % 9.7% 13.1% 19.4% 26.5%
20歳代〜50歳代の世帯主は各年代とも引き続き減少です。50歳代17.4%(02年より3.8ポイント減)、40歳代9.9%(同1.2.ポイント減)、30歳代11.7%(同1ポイント減)、20歳代は3.0%(同1.5ポイント減)です。20歳代〜40歳代の合計は24.6%と4分の1(02年より3.7ポイント減)になってしまいました。前回、40歳代が激しい減少ぶりを見せましたが、3年後の今日、それが50歳代の大幅減となって現れてきています。
 1993年以降の12年間、20歳代〜50歳代の世帯主は次のように減少し続けてきています。
1993年 1996年 1999年 2002年 2005年
20歳代 6.2% 6.0% 6.0% 4.5% 3.0%
30歳代 18.5% 14.5% 13.7 12.7 11.7%
40歳代 24.5% 20.8% 16.4 11.1 9.9%
50歳代 24.8% 24.2% 23.7 21.2 17.4%
 団地の年代別でみると、60歳以上の世帯主がもっとも多いのは30年代団地で65.3%(02年は62.8%)。さらに40年代団地54.7%(同46.8%)、建て替え団地53.9%(同45.3%)、50年代以降団地44.1%(同37.6%)です。
 一方、20歳代〜40歳代までの世帯主がもっとも多いのは50年代以降団地で30.1%(02年は37.7%)、そして建て替え団地28.1%(同34.5%)、40年代団地25.0%(同29.6%)、30年代団地16.6%(同17.1%)という状況です。

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