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このたびの東日本大震災で被災されたみなさまに、
心からのお見舞いを申し上げます。
一日も早く復旧されますよう祈念しております。
被災者励まし・交流・支援に自治会奮闘

集会所で鯉のぼりに色塗り
子供たちは仲良く鯉のぼりつくり……町田山崎団地自治会

あげた鯉のぼりをスケッチ
 都市機構は東日本大震災で被災し、自宅を失ったり放射性物質汚染から逃れてきた人たちへ住宅の提供を行っています。受け入れ団地となった自治会では都市機構といっしょに交流会や激励会を開き、楽しいひとときを過ごしました。
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 5月5日こどもの日、町田山崎団地自治会(東京・町田市)は鯉のぼりづくりを行って交流・激励をしました。
 福島県の南相馬市や浪江町などから避難してきた親子11人、団地の「こどもの家」の子供たち10人とそのお母さん、自治会役員等総勢約50人がこのイベントに参加しました。全員の自己紹介の後、自治会が用意した長さ2mを超える真鯉と緋鯉に子供たちがすばらしい感覚で自由に色を付け、最後にサインをそれぞれ書き入れ色鮮やかな見事な鯉のぼりが出来上がりました。そして集会所すぐ横の公園の滑り台の上に立てられた竿に、こどもの家の吹き流しやかわいい鯉のぼりといっしょに子供たちみんなで天高く上げました。
 お腹が空いたところでカレーライス、焼きそば、ゆで卵で満腹にした後、仲良く鯉のぼりのスケッチ(1ページ写真)をしたり元気よくヤクルトおばさんの子供体操をやったりと、たくさんのおやつやお土産も用意され子供たちは目いっぱい楽しんでいました。
 このイベントには米、野菜、果物、卵等は名店街と個人のご厚意で、またメーカーからクレヨンの提供等がありました。自治会役員は「交流会を開いてとても良かった」と喜んでいました。


 以下、都市機構ホームページより
◆都市機構最大の高島平団地(東京・板橋区)にも多くの方々が避難しており、親睦を深め、励まし、地元へ戻られるまでの間安心して暮らせるよう高島平団地自治会と機構が共同で交流会を開催、被災された11世帯25人が参加しました。昼食をとりながら被災された方々の体験を聞いて、被災された方同士の交流、自治会や機構との情報交換の場にもなり有意義な交流会でした。
◆8世帯が避難されている西菅田団地(神奈川・横浜市)では5月8日、団地自治会と機構で交流会を開催、自己紹介の後、活発な意見交換、情報交換が行われ、また、最後には自治会婦人部による手料理で懇親を深め、終始和やかな雰囲気でした。同自治会では3月末の被災者入居と同時に支援対策委員会を起ち上げ、行政や医療等地域の情報提供やバスの時刻表や懐中電灯等を配布し支援しています。
◆福島県から10世帯が避難されている芝山団地(千葉・船橋市)では4月16日に、自治会が定期的に実施している「ふれあいサロン」に自治会と機構が共同して被災者の方々を招き、相互の交流を深めました。
◆福島県から34世帯が避難されている行田団地(千葉・船橋市)では、4月29日に自治会が都市機構と共催で被災者のための交流会を開催。13世帯32名が参加し、自己紹介やビンゴ大会などを通じて相互の交流を深めました。また、被災後に連絡がとれなくなっていた方同士が会場で偶然再会するなど感動的なシーンもみられました。

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