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全国自治協創立50周年記念祝賀会
��力をあわせて運動をすすめた50年、今新たなスタートへ��




 全国自治協創立50周年祝賀会が、1月16日(木)午後5時より、東京千代田区の日本教育会館9階「平安の間」で開催されました。国会議員の皆さんはじめ、国土交通省・UR都市機構など関係する諸団体のご来賓の方、全国10自治協から120名、合計約180名が参加する盛大な祝賀会となりました。角・平本代表幹事の司会ですすめられ、全国自治協を代表し阿部代表幹事が開催のあいさつをおこない、続いて通常国会開会前の大変お忙しい中ご出席をいただいた国会議員の皆さんからご挨拶をいただきました。
国土交通省楠田住宅局長、都市機構倉上統括役のごあいさつの後、鈴木照子前代表幹事から乾杯の発声後、懇談にうつりました。

■主催者あいさつ

阿部代表幹事


 国会議員の皆さんをはじめ、多数の皆さんにご参加していただきありがとうございます。私たちは安心して住み続けられる公団住宅をめざして、「住まいは福祉。住まいは人権」を合い言葉に、要求を掲げ運動をすすめてきました。
 全国自治協としては51年目を迎えますが、1956年公団住宅の入居がはじまり、すぐにそれぞれの団地で自治会づくりもはじまりました。その時から68年、これまでも自治会自治協の運動によって、公団住宅の廃止・民営化方針から公共住宅としての住まいを守ってきました。
 私たちは次の世代へバトンタッチする時期に来ています。これまでの先人の皆さんの活動と成果を共有し、今日の記念すべき日を、更なるスタートといたします。全国自治協は各自治会・自治協と力を合わせ前進していく決意です。そしてご支援をいただいている多くの関係の皆様に感謝いたします。

■ご来賓あいさつ
(議員の皆さんは到着順です)


●公明党 岡本三成衆議院議員

 私の選挙区は足立区・荒川区となっていて、私も荒川区のUR賃貸住宅に住んでいます。
ご存知の通りUR賃貸住宅の家賃は、一般住宅の家賃動向をもとに決定していくことになっています。今住宅価格が上がってマンションの価値も上がり、それに伴い家賃が上がってくるというフェーズに入ってまいります。
 永年UR賃貸住宅に住んでこられた方が安心してそこを終の棲家として思っていただき住み続けられるように、政策的な役割を持って作ってきたこの住宅、今後も行政や政治が責任を持つべきだというふうに思っています。今UR賃貸住宅にお住まいの方々が、これまで同様安心して住み続けることができるような状況を確保していけるように、公明党の他の議員とも協力をしながら、全力で働き、お住まいの方々の安心安全を必ず確保していくことをお約束をいたします。


●自由民主党公団住宅居住者を守る議員連盟事務局次長 高木けい衆議院議員

 私は東京12区の選挙区で、北区と板橋区の一部が私の選挙区になり、公団住宅が大変多い地域となります。私は日頃から、公団住宅を含めた公共住宅、その居住の水準というものは、年々上がってきたと思うのですが、この10年20年ということを考えますと、なかなかそれが達成されていないのではないかというふうに感じています。
 高度成長期、その前から集合住宅というものは、重要な役割を果たしてきたわけですが、一方で老朽化やあるいは居住者の皆さんの高齢化など、社会情勢が変わってくることによって、公共住宅のあり方や、あるいは今後公共住宅はどうすべきなのか、いよいよしっかり考えなければいけないだろうと思います。
 私は様々な政策のメニューをこれから用意をしていくべき時代に入ったんだろうなと思います。居住者の皆さんの家賃負担をどうすれば少なくなるか考えなくてはいけないと感じています。

 
●日本共産党 吉良よし子参議院議員

 「住まいは人権、住まいは福祉」を合い言葉に、長年にわたって安心して住み続けられる公団団住宅をめざして取り組んでこられた皆様に、日本共産党代表して、敬意と感謝を申し上げます。
 私たち日本共産党は、自治協の皆さんの声を聞いて、その声を国会に届ける活動してまいりました。昨年は住宅セーフティネット法案の質疑の中で、皆さんが集めたアンケートこれを紹介して、「高齢化がすすみ、介護を受けるようになっても家賃が下がらなくて困っている」「不安があるんだ」と、そういう声も紹介させていただきました。
 皆さんの声を届ける中で、高齢者向け優良賃貸住宅の期限が切れても家賃補助続けるんだとその予算をつけさせることもできました。また、修繕の自己負担区分でも前進をさせることができました。
 安心して住み続けられる公団住宅をめざして、頑張る決意を申し上げご挨拶といたします。

*日本共産党からは田村貴昭衆議院議員、大門実紀史参議院議員、仁比聡平参議院議員、山添拓参議院議員にもご参加いただきました。


●立憲民主党UR住宅居住者を支援する議員連盟会長 末松義則衆議院議員

 もう10数年以上議連の会長を務めてきまして、皆様のお住まいをなんとかもっとよく改善、家賃を下げて、そして皆様の終の棲家となるよう努力をしてまいりました。皆様が居住環境をよくしようと地道に活動され、50年にわたるご努力があってはじめて、この住みよい環境というものが一歩一歩実現してきたと思います。毎月のように、皆様が国会を訪れていただいてそして熱心な要請をされるなと思い、私もその熱意を感じていました。
 昨年、小平団地の片岡則子さんがお亡くなりになりました。彼女もずっとこのコミュニティを育て上げるという思いをもち。新年会から始まり、夏祭りなどいろいろなことで頑張ってこられました。またURに掛け合い、住みやすい団地を求め頑張ってこられました。そういうこの方の努力を決して無駄にしないよう25条4項の実現へ、終の棲家として住み続けることができるよう私も頑張ります。


●社会民主党 福島みずほ参議院議員

 「住まいは人権」それが全く日本では本当に確立していないというふうに思っています。
諸外国に比較して公共的な住宅がまだまだ少なく、住宅が自己責任となっている状況があります。そんな中で皆さんたちがコミュニティーを大事にし、50年の間様々な提言、そして要求をしてこられたことに心から敬意を表します。ただ、公団住宅の数が減っています。建て替えになった場合家賃が高くなっている状況があります。
 コロナの時は家賃の補助がありました。でもどうでしょうか?家賃の補助や様々な制度は「住まいば人権」ということで言えば、もっともっと活用されたり、恒常的に家賃補助などやるべきだというふうに思っております。
 50周年迎えて、今まで皆さんたちが「住まいは権利だ」「コミュニティが大事だ」「公共的な住宅しっかり守っていく、発展させていくんだ」ということで、頑張ってこられたことに心から敬意を申し上げ、私も国会で頑張っていきたいと思います。


●公明党 佐藤英道衆議院議員

 私は北海道選出の議員ですが、今日は北海道からも来ていると聞いています。本当にご苦労様です。地元北海道は今雪の季節です。快適に生活をしていますが、建物の老朽化の問題や高齢化など、問題を抱えている状況です。
 UR賃貸住宅居住者の皆さんの課題など、皆様方の声を国会に届けるよう私も国会の中で頑張っていきます。


●自由民主党 田中和徳衆議院議員

 あけましておめでとうございます。公団自治協の50周年大変おめでとうございます。
今、映像で皆さんの50年の歴史とその活動ぶりを見させていただきました。みなさんの大切な生活の場所である公団住宅を、これからも安心して住み続けることができるよう、居住者の皆さんとともに頑張っていきたいと思っています。


●国土交通省 楠田幹人住宅局長

 皆様方が半世紀にわたり居住者の方々に寄り添い、暮らしを支える活動をされたことに対し改めて感謝申し上げます。
 住まいは国民生活の基盤です。国民の皆様、一人一人が安心をして豊かさを実感しながら幸せに暮らしていく上で、住まいというものは欠かせないものであると思います。私どももそういう意識を常に持ちながら、これまでもURと連携をし皆様からも様々なご意見をいただきながら、たとえば、耐震性の向上をはかるとか、地域福祉拠点化をすすめる、生活支援アドバイザーを配置するなど、皆様方が安心して住み続けられる環境整備を進めてきました。
 今後も皆様とともに豊かで住みやすい環境をつくっていきます。


●独立行政法人都市再生機構 倉上卓也統括役

 皆様方が半世紀にわたりそれぞれの団地で、創意工夫しながら自治会活動を継続されていること尊敬の念に堪えません。
 また、私共にとっても皆様方と重ねてきた団地、住まいにかかわる様々な意見交換や相互理解を深めるための業務が50年を重ねたことになります。私どもと全国自治協・自治会の皆様とは、それぞれの歴史を踏まえて引き続き住みやすい暮らしやすい団地について意見交換を重ねながら、ご一緒に未来に進んでいけると私は確信しています。
 URは引き続きURコミュニティ・JSなどのグループ企業と連携しながら団地の経営を続けてまいります。
 全国自治協・自治会の皆さんと私どもURが次の50年に向けて、さらに良い関係を築いていくことを祈念して、私のご挨拶といたします。
10自治協代表が参加者を紹介

 北海道、東京23区、東京多摩、千葉・茨城、埼玉、神奈川、東海、関西、北九州、福岡の各自治協ごとに参加者の紹介等を行いました。創立50周年を記念して作成した「全国公団自治協の50年」誌の紹介をおこなった後、中島財務局長が「新年の大変お忙しい時期に多数のご出席をいただきありがとうございました」と閉会のあいさつをおこない、創立50周年祝賀会は終了しました。










■ご出席いただいたご来賓

★国会議員と秘書の皆さま ★国土交通省  ★都市機構 ★㈱URコミュニティ ★日本総合住生活㈱ ★東京住宅サービス㈱ ★武蔵産業㈱ ★西都産業㈱
★日本総合住生活㈱労働組合 ★全国借地借家人組合連合会 ★全国公社住宅自治会協議会 ★あかつき印刷㈱ ★㈱きかんし ★㈱教宣文化社 
★長谷田一平氏 
#来賓合計58名

■メッセージをいただいたみなさん

●平沢勝栄衆議院議員  ●菅義偉衆議院議員  ●小宮山康子衆議院議員  ●早稲田夕季衆議院議員  ●㈱東京エスケー 椛木謙一様
●東海地区公団住宅自治会協議会様



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